【産業経済ニュース】 さらばプレステ3 業界はWiiシフト加速 市場はXBOX360シフト加速

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1 宇宙飛行士(アラバマ州)
ソニーと任天堂が25日に発表した平成19年度上半期(4〜9月)のゲーム機世界販売台数は、
ソニー「プレーステーション3(プレステ3)」が202万台、任天堂「Wii」が733万台。プレステ3は
Wiiの3割にも満たない。累計販売台数でもWiiの1317万台に対し、プレステ3は559万台と
半分以下に沈み、ソニーの苦境が一段と鮮明になってきた。

ソニーの大根田伸行執行役は同日、東京証券取引所(東京・日本橋兜町)で9月中間決算を発表し、
「若干下回る可能性はあるが、通期で1100万台の目標は変えない」と述べ、プレステ3の販売目標
達成を死守する考えを示した。

その実現には、残る半年で上半期の4倍以上の900万台近くを販売しなければならない。背水の
陣で臨む年末商戦に向けて日米欧で値下げを断行。日本での価格は5000円値下げしたほか、
11月に機能をしぼった廉価機種も発売する。

値下げ後の売り上げは「欧州では2〜4倍、日米で2倍」(大根田氏)と順調な滑り出し。さらに、
年末には人気ゲームソフトが相次ぎ投入される予定で、販売が上向くことは間違いない。

ただ、今年度上半期のソニーのゲーム事業の営業損益は約1280億円の赤字に陥り、業績の足を
引っ張っている。もし販売目標を達成できなければ、その分、赤字が膨らみ、ゲーム事業の一層の
戦略見直しを迫られることになる。

(以下略)

■ソース
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/93976/

■参考:市場動向
http://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/videogames/