【神の一手】 小沢が与謝野を十五目半の圧倒的大差で撃破
政界きっての囲碁好きで知られる民主党の小沢代表と自民党の与謝野馨・前官房長官が28日、
都内のホテルで、囲碁の公開対局を行い、小沢氏が勝利した。
与謝野氏は、官房長官当時の記者会見で「小沢氏を囲碁の世界で指導している」と発言した。
これを聞きつけた日本棋院が「囲碁で白黒つけよう」と企画した。
両氏の熱戦は、約2時間に及んだ。序盤は、局面が二転三転するめまぐるしい展開だったが、
最終的に、小沢氏が大差をつけ、15目半勝ちした。
対局後、与謝野氏は「この結果が報じられると思うと暗たんたる気持ちだ。(小沢氏は)本当に強くなった。
雪辱戦をやりたい」と記者団にぼやいた。
小沢氏は「かつて(与謝野氏と対戦した時)は問題にならなかったが、勝たしてもらって感謝している」と満足げだった。
対局を解説した依田紀基九段は「二人とも死力を尽くした戦いだった。小沢氏は工夫していた。
与謝野氏は形を勉強している」と論評した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071028i412.htm?from=main4