■大阪市「旧芦原病院」問題 検察審査会が「市長らの起訴が相当」判断
大阪市の「旧芦原病院」への支援をめぐって、歴代市長らが背任容疑で告発され不起訴処分となっていましたが、
検察審査会が「不起訴は不当で、起訴が相当」と判断しました。
同和対策の拠点だった「旧芦原病院」は、大阪市から補助金と貸付金あわせて300億円以上の支援を受けながら
経営破たんし、市はほぼ全額を回収できていません。
この問題について市民グループは、2001年以降の融資9億5,900万円などを支出させたとして、関市長を含め
歴代市長らを刑事告発しましたが、大阪地検は不起訴処分にしていました。
検察審査会は「何の措置もとらなかった市長の責任は重大で、市に損害をもたらしたことは事実」として関市長と
磯村前市長の不起訴処分を不当とし、起訴相当と判断しました。
今後、再捜査が行われることになります。
(10/25 00:15)
http://www.mbs.jp/news/kansai_GE071024222700058532.shtml