原監督「新聞を信じて左バッター並べたのに裏切られた」

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1 パート(大阪府)
予測はずれ、情報不足にお手上げの巨人

メンバー表を交換した原監督の顔色が変わった。
中日先発は山井か朝倉の右腕どちらかと踏んでミーティングした。ところが、左の小笠原。
「新聞を信じたのがいけなかった」

首脳陣は第1ステージ同様に中継ぎで登板してくるとみた。
「ビデオはみた」と篠塚打撃コーチは打ち明けたものの、今季の対戦は1度。情報不足は否めなかった。

ひと足早くシーズンが終了し、待つこと2週間。実戦勘が鈍ることが不安だった。
8安打を放ち「粘りは出た」と指揮官は前を向く。ただ、4回まで無失点に抑えられたことで、攻撃は後手に回った。

「向こうの監督が老獪(ろうかい)になってきた。相手をほめますよ」。
伊原ヘッドコーチはお手上げ。先手を取られて表情は硬かった。

http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/071019/bbl0710190009000-n1.htm