館山市:指定ごみ袋料金、引き上げへ 環境審議会が答申 /千葉
館山市環境審議会(石井久治会長)は10日、廃棄物の処理および清掃に関する
条例改正やごみの分別収集方法の変更などについて金丸謙一市長に答申した。
財政状況が厳しい同市が手数料の引き上げなどを同審議会に諮問していた。
一部委員からは反対意見もあったが、多数の委員は「地球環境問題への対応を図るため、
ごみの減量化を積極的に推進する必要があり、処理経費の応分の負担を市民や事業者に求めることが適当である」とした。
答申ではごみ処理手数料として、指定ごみ袋の料金を改定。
10リットルを1枚20円(新設)、20リットルを30円(現行20円)、45リットルを50円(同30円)に引き上げるよう求めた。
また、ごみの分別収集については、可燃ごみに占める割合が大きいプラスチック類や紙類、
発泡スチロールは分別収集の対象にすべきだとした。答申を受けた金丸市長は
「ごみ手数料の引き上げは市民の理解が得られるよう努め、実施時期は慎重に検討して決めたい」と説明している。
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20071012ddlk12010115000c.html