体育の日なので真紅が焼いてくれたお菓子を巡って翠星石とガチンコ缶蹴り勝負した!\(^o^)/

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1 ダンパ(関西地方)
俺「ただいまー。…なんか焦げ臭いな」
翠星石「お、おかえりなさいですヤスヒロ…」
真紅「おかえりなさい」
俺「ただいま。真紅遊びに来てたのね。そういや翠星石おやつ作るとか言ってたよね」
翠星石「い、一応出来てるは出来てるですよ…。余りの材料でヤスヒロの分しか作れなかったですけど…」
真紅「ちょうど翠星石がお菓子作りをしていたから手伝ってあげたのだわ。
    いつもお世話になっているお礼なのだわ。どうぞ召し上がれヤスヒロ」
俺「へー。なんか悪いね俺だけ。どれどれ…おー、今日のおやつは木炭か。…木炭?」
真紅「…何を見て言っているの?」
俺「いやだって皿に木炭が乗ってるから…。俺炭食い族じゃないから炭を食べ物とは見れないんだけど…」
翠星石「な、何言ってるですか!チョココロネですよ!チョ・コ・コ・ロ・ネ!よーーーく見るです!チョココロネですよね!?」
俺「いやどう見ても炭だろ…ほぐぁ!」
真紅「どうしたの?変な声出して」
俺「翠…!」
翠星石「な、なんでもないですぅ。ヤ、ヤスヒロったら目が疲れてるみたいですぅ。目薬差してやるですからちょっとこっち来やがれです」
俺「な、なんなんだよ翠星石!」
翠星石「(お前いい加減気付きやがれです!真紅に手伝ってもらったら真っ黒焦げにしちゃったんですよ!)」ヒソヒソ
俺「(わ、わかるかよ!炭にしか見えないのに!て言うかなんでその真っ黒焦げのが俺の分って事になってるんだよ!食べれないだろあれ!)」
翠星石「(翠星石はあんなの食べたくないです!
      ヤスヒロいつも『食べ物は粗末にするな』って言ってるじゃないですか!真紅のためにも犠牲になってくださいです!)」
俺「(た、たしかにコレも完成した食べ物になるべき物だったんだろうけど…。明らかに体悪くするだろコレ…。翠星石も半分食ってくれよ)」
翠星石「(半分でも翠星石には致死量です!一人で全部食えです!)」
俺「(んなもん俺だって一緒だっての!半分だ!これは譲れない!)」
真紅「いつまでかかっているのあなたたち。客人をあんなむさ苦しい部屋に一人置いておくなんて」
翠星石「な、なんでもないです!さ、さあヤスヒロ!向こう行ってチョコ…」
俺「し、真紅!ここで一発余興なんてどうかな!?体育の日記念!俺と翠星石の、ガチンコ屋内缶蹴りゲーーーム!なんて」