ロシアで34遺体発見、死後60年超か

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1 お世話係(京都府)
 モスクワのクレムリンに近い建設現場から、小銃で射殺されたとみられる白骨の遺体34体が発見されました。
死後60年以上経っているものとみられています。
 遺体が発見されたのは、ロシアの政治の中心・クレムリンと旧KGB=国家保安委員会の本部があったルビヤンカ広場を結ぶ通りに立っている建物の地下室の中で、改築作業中の作業員が発見しました。
 遺体には、頭を銃弾で撃ち抜かれたような跡があり、捜査当局の調べでは、スターリンによる大規模な粛正が行われた1930年代のものの可能性があるとみられますが、遺体の特定は不可能だということです。
 現場から旧KGB本部とクレムリンまでは、どちらも歩いて数分の距離にあたるモスクワの政治の中心部なだけに、ロシアが体験した「不幸な時代」を今に思い起こさせる出来事と言えます。(05日02:15)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3673935.html