10月1日20時1分配信 時事通信
【カイロ1日時事】イラク政府が1日発表した統計によると、同国全土で9月中に
テロにより死亡した民間人の数は884人で、前月の1773人からほぼ半減、駐留米軍が
約3万人の増派を開始した今年初め以降でも最低の数字となった。
9月半ばからはイスラム教の神聖な月である断食月(ラマダン)に入っている。
ラマダン中は例年、テロが増加する傾向があるが、今年はこれまで大規模なテロは
ほとんど発生していない。
一方、イラク治安部隊の9月中の死者は78人で、前月の87人からやや減少した。
また、駐留米軍の死者数を記録するウェブサイトによれば、9月の米軍の死者も62人と
前月の84人から減少した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071001-00000128-jij-int 依頼403