新垣結衣ちゃんってかわいいよね(´・ω・`)

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85 配管工(樺太)
そうは言っても例えば・・・

修学旅行の夜、夜風に当たりたくなりこっそり旅館を抜け出したオレ。
すると後ろから新垣結衣の声が。
「○○くん、どこに行くの?」
「うん、ちょっと夜の街を歩いてみたくて」
「あ、いいね。私も一緒に行っていいかな?」
そんな笑顔で言われると断りようもないです。
「先生達にバレてないかなー」「今頃みんな何してるのかね」「夕飯、ちゃんと食べた?」
いつになくよくしゃべる新垣結衣。なんだろう、旅先で少し興奮してるのかな。
少し先にあった土産屋に入った。人気のお店なのか沢山のお客さんで賑わっている。
僕のシャツの袖をそっとつかむ新垣結衣。思わず振り向くと真っ赤な顔をして
「・・・はぐれないようにね」とつぶやく新垣結衣。
「いやいや新垣さんこそはぐれないでね」
お店を出ると袖から手を離し、僕がちょっと残念に思ってると新垣結衣が言った。
「手、繋いでもいい?わ、私、目が悪くてさく、暗くて道、よく見えないんだ」
さっと僕の手を握る新垣結衣。冷たくて細くて折れそうな指。
止まる会話。静寂の中、新垣結衣がぽつりと言った。
「将来、もし神様が好きな時間に戻してくれるって言ったら、私、今のこの時間を選ぶよ」

なんてことがあったら絶対に好きになっちゃうだろ。