サンパウロ蘭協会(森本みどりルシア会長)が恒例の〃春の蘭展〃と共に、
創立四十周年式典を今週行う。それを記念して、今回は特別に会場を聖市内の
カンタレイラ大学ベレン校に移し、より盛大な規模の催しとなる。
メトロのベレン駅から無料の往復バスが用意されている。
来社した中島澄男副会長とモリ・マサナル会計理事は「いつも通り、ぜひおいで下さい」と呼びかけた。
四十周年式典は十三日の午後七時から第二講堂(Auditorio 2)で行われ、
古い会員への顕彰、新しい蘭辞典(ポ語)の発刊披露および著者によるサイン会などを予定する。
恒例の春の蘭展は十四日から十六日まで。入場は無料で、
午前九時から午後七時まで。通常一千鉢ほども集まり、
すでに南米最大規模として有名だが、今回はさらに招待状を多く発送しており、
いつもより「かなり多い」出品があると予想されている。
出品が多そうなのはデンドロ、胡蝶蘭、カトレア(インテルメジアやアメチスト・グロッサ)、
ヴァウキリア、ノビリオなど。
今回は特別に日本の蘭関係団体の来伯もある。加えてアルゼンチン、パラグアイ、
コロンビア、ベネズエラなどからも訪れる予定。
即売店は今回も二十二店舗でるので、季節の蘭を手軽な価格で購入できる。
会場には駐車場もある。十二月の夏の蘭展からはまたいつもの文協に戻る。
今回の会場Faculdade Cantareira-Campus Belem.Rua Mrcos Arruda,729
http://www.nikkeyshimbun.com.br/070911-73colonia.html