関西電力は14日、定期検査中の美浜原発2号機(美浜町)の原子炉補助建屋内で、
ごく微量の放射能を含む水約130リットルが漏れたと発表した。
放射能レベルは国への報告基準の1000分の1ほどで、外部への影響はなかった。
関電によると、13日午前10時半ごろ、補助建屋地下1階床の開口部から、
水滴が下階に落ちているのを、協力会社員が発見。地下2階で約30リットルが水たまりになり、
さらに約100リットルが床から排水タンクに回収された。当時は1階にある二つのタンクから、
ごく微量の放射能を含む水を地下2階のタンクに移す作業中だった。
関電では、配管が途中で詰まり、配管につながる側溝から水が逆流してあふれ出たとみて、
詳しい原因を調べている。定期検査の工程(11月下旬まで)には大きな影響は出ない見込み。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukui/news/20070915ddlk18040369000c.html