横河ディジタル、DVD品質のビデオコーデックをWin CE開発キットに実装
横河ディジタルのWindows Embedded CEデベロッパーズキットに、
アクトイマジンのソフトウェアビデオコーデックが実装された。
横河ディジタルコンピュータとアクトイマジンは9月10日、
横河ディジタルのフリースケール・セミコンダクタ製アプリケーションプロセッサ
「i.MX31L」向けWindows Embedded CEデベロッパーズキット「WA5501-AD00-60/50」に、
アクトイマジンのソフトウェアビデオコーデック「モビクリップ」を実装したと発表した。
モビクリップは、モバイルプラットフォーム向けのソフトウェアビデオコーデックで、
QVGAからフルHD(700MHzプロセッサ利用時)までの解像度をサポートする。
フル画面再生でもプロセッサへの負荷が少なく、携帯電話や携帯ゲーム機などモバイル機器への実装に適しているという。
WA5501-AD00-60/50は、i.MX31Lを搭載したアットマークテクノのCPUボード
「Armadillo 500」とWindows Embedded CE(バージョン5.0または6.0)をセットにした
デベロッパーズキット。モビクリップの実装により、
高度なマルチメディア機能を備えたモバイルデバイスの開発が容易に行えるようになる。
2社では、12日に東京・目黒雅叙園で開催される
「フリースケール・テクノロジ・フォーラム・ジャパン 2007」で24コマ/秒のVGA動画の再生デモンストレーションを行う。
ttp://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0709/10/news039.html