【薬剤師死亡】2009年から薬剤師無しでも大衆薬販売許可でドラッグストア業界再編か

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ボーイッシュな女の子(東京都)
登録販売者、業界再編のきっかけに?

様変わりする大衆薬販売 前編

 昨年6月の薬事法改正に伴い、処方せんなしで購入できる一般用医薬品(大衆薬)の販売方法が2009年度から様変わりする。
販売時に専門家の関与を徹底することで、利用者に対するアドバイスを強化させることが狙いで、薬剤師以外の新たな専門家として「登録販売者」も誕生する。
薬剤師よりも人件費の安い登録販売者に大衆薬の販売が認められるとあって、
ドラッグストアだけでなくコンビニなど他業界からも注目が集まっているが、積み残しの課題もある。(兼松昭夫)

■大衆薬の販売、薬剤師以外にも門戸
 厚生労働省によれば、今回の見直しは大衆薬に関する情報提供やアドバイスをリスクに応じて徹底させることが狙いだ。
具体的には、大衆薬の販売に従事する新たな専門家として「登録販売者」を新設。
同時に、副作用などのリスクの高さに応じて大衆薬をA、B、Cに3分類し、このうち比較的リスクの低いBとCについて、
薬剤師だけでなく登録販売者による販売も認めるというもの(表)。

■新規参入、受験資格が足かせ?
 ドラッグストア以外の業界からの注目度も高い。
 専門誌『医薬経済』の玉田慎二副編集長は、今回の制度改正が業界をまたいだ人材移動につながる可能性を孕(はら)んでいるとみる。

「コンビニが本気になれば登録販売者はいくらでも集められる。人材確保に苦戦するとしても1、2年ぐらいで、
いずれはドラッグストアからコンビニに人が流れるのではないか。新しい販売制度がスタートする09年以降、大衆薬販売をめぐる業界間の勢力図が塗り替えられる可能性もある」(玉田氏)。
 
http://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=11644


依頼:40