「児童虐待じゃねえか?」 8歳女児、中国・海南島から北京まで3600キロ完走
8歳女児、57日で3600キロ完走 虐待批判も 中国
来年8月開催の北京五輪を記念して中国・海南島から北京まで約3600キロのマラソンに挑んだ
女児の張彗敏ちゃん(8)が28日早朝、北京の天安門広場にゴールした。「五輪選手を目指す」と、
コーチで父の張健民さん(54)と二人三脚で57日間かけて完走した。しかし、地元メディアなどからは
「児童虐待だ」と批判の声も上がっている。
彗敏ちゃんは7月上旬、地元の海南省三亜市を出発。広東、湖南、湖北、河南、河北の各省を
通ってきた。毎朝6時に起きて1日60〜80キロを走ったという。「ゴールできてうれしい」と日焼けした顔
をほころばせた。
地元メディアやインターネットの書き込みでは「マラソンの神童」と評価する一方、「親の身勝手であり、
無理強いしている」との声もあり、論争が起きている。
健民さんは、朝日新聞記者の取材に「娘に走ることを強要したことはないし、完走できて感激している」
と反論。来年はチベットから上海まで走る予定だという。
http://www.asahi.com/international/update/0828/TKY200708280035.html