子供たちは「お父さんはいつもやっている」「CDやDVDは高過ぎる」といった理由で、
違法ダウンロードを正当化している。
子供らは違法ダウンロードのリスクを認識しながらも、罪悪感は感じていないようだ――
欧州連合(EU)の欧州委員会が先週、インターネットと子供の安全に関する調査の結果を発表した。
この調査はEU加盟国27カ国およびアイスランド、ノルウェーの9〜10歳の子供と、
12〜14歳の子供を対象に行った。調査対象は全員インターネットを利用でき、
少なくとも1カ月に1回は使っているという。
年長の子供の間ではコンテンツのダウンロードが浸透していた。大半のダウンロードが違法で
あることを知りながらも、多くの子供は「違法なのかよく分からない」「みんなやっている」
「個人的な利用だからいい」「アーティストはもう十分に金を持っている」「CDやDVDは高過ぎる」
などの理由を挙げて正当化したり、違法性を過小評価しているという。「お父さんはいつもやって
いる」と答えた子供もいた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/13/news033.html