千葉市内で砲弾4発、旧日本軍毒ガス弾か
防衛省は10日、今年5月と8月に千葉市内の私有地で砲弾4発が見つかり、陸上自衛隊の
検査の結果、旧日本軍の毒ガス弾の可能性が高いと発表した。損傷や亀裂などはなく、
発見場所の土壌や砲弾の表面から毒ガス成分は検知されていない。
防衛省によると、砲弾はいずれも直径約9センチ、長さ約40センチ、重さ約5キロ。
4発とも信管は付いておらず、爆発の可能性がないことから陸自が5月に1発、8月に
2回にわたって計3発を不発弾として回収。
エックス線撮影で、気化すると毒ガスになるびらん剤とみられる液体が入っていること
が確認された。陸自吉井弾薬支処(群馬県吉井町)で密閉状態で保管している。
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070810-239841.html