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508 スカイダイバー(東京都)
【昭和48年±3生まれ集合】阿久悠さんがこだわった「昭和」【鈴木美潮が斬る】

阿久悠さんが亡くなられました。
それを報じる新聞各紙に出てくる阿久悠さんの作品の数々。作詞した作品は、
実に5000とも6000とも言われていますが、並べられているヒット曲の多くを、
今でもそらで歌うことができるんですよね。そう思うと、70年代、昭和のど真ん中の
4、50年代というのは、歌にとっても、歌い手にとっても、そしてその歌を受け止める
私たちにとっても、幸せな時代だった、という気がします。

単に「昔はよかった」と懐かしむだけでない、もっと激しい何かが阿久悠さんの
詩からは感じられるのです。「昭和最後の秋のこと」(桂銀淑さんなど)や
「昭和恋唄」(小林旭さん)では、昭和という時代への切々とした思いを歌い上げられていました。

70年代歌謡曲で好きな曲はたくさんありますが、個人的に、今、何曲かあげるとすると、
上記の2曲、そして、映画「瀬戸内少年野球団」のために阿久悠さんが詩をつけた
「インザムード」の日本語歌詞で、昭和のすかーんと突き抜けていた青空を感じさせる
歌詞になっていると思います。

ご冥福をお祈りするとともに、この機会に、阿久悠さんがそれほどまでにこだわった
昭和という時代、熱っぽい何かについて改めて考えてみたいと思っています。

http://www.yomiuri.co.jp/donna/do_070803.htm?from=os1

たまにはオサーン達にも語らせろ