マクドナルド、レシートに中国語が印字していなかったため訴えられる

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1 理系(東京都)

2007年 07月 27日 15:45 JST
 [北京 27日 ロイター] 米マクドナルドの中国の店舗がレシートを英語で表示していたこと
に対し、中国語を用いていないことで知る権利を侵害されたとして、中国人弁護士から提訴さ
れていたことが明らかになった。中国のメディアが伝えた。

 提訴したシャンという名の弁護士は、5月と6月に北京市内にある2つのマクドナルド店舗で食
事をした後、提訴を決めたという。

 北京青年報によると、シャン氏は「マクドナルドは中国で飲食サービスを提供しているにもかか
わらず、中国語を使用していない。これは消費者の知る権利を侵害している」と批判した。

 シャン氏はマクドナルドに対し、新聞紙上での謝罪文掲載と、象徴的な賠償金として1元
(0.13ドル)の支払いを求めている。審理は、26日に開始された。

 一方、同紙によると、マクドナルド側は、レシートに中国語を使用しないことで非難されるのは公
正ではないと反論。広告やメニューはすべて中国語で書かれており、従業員は全員中国語を話
していると主張している。

 レシートは、7月から中国語に切り替えられたという。マクドナルドのコメントは、得られていない。

ソース:
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-27095620070727

画像:
http://jp.reuters.com/resources/r/?m=02&d=20070727&t=2&i=1201092&w=450.jpg