パチンコ離れで「余暇市場」縮小 一人気を吐く任天堂「われ日本国の柱とならん」
★ギャンブル離れで「余暇市場」縮小、06年は1・6%減
・旅行やゲームなどの売り上げで示される「余暇市場」の縮小が続いている。
社会経済生産性本部のまとめた「07年版レジャー白書」によると、余暇市場の規模は
2006年に前年比1・6%減の78兆9210億円と4年連続で減った。
ピークの96年からは約12兆円の減少だ。同本部では、パチンコなどギャンブルの
売り上げ減少が影響していると分析している。
ゲームやギャンブルなどの「娯楽部門」は前年比2・1%減の52兆9670億円だった。
任天堂の家庭用ゲーム機などヒット商品の登場で「テレビゲーム・ゲームソフト」は
同36・8%増の6800億円に伸びたものの、市場規模の大きいパチンコが同4・5%減の
27兆4550億円と振るわなかった。
同本部は「お金のかかる射幸性の高い機種が増え、20〜40歳代の客が減った」と
分析している。
映画や雑誌などの「趣味・創作部門」の市場は同1・4%減の10兆9690億円。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070725i114.htm?from=main1