戦場にかける橋

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 支援してください(長屋)
映画「戦場にかける橋」のモデルになったクワイ川鉄橋は、バンコクから車で2時間ほど走った
カンチャナブリ県の中心にあった。かつてタイとミャンマー(ビルマ)を結んだ泰緬(たいめん)鉄道。
旧日本軍のもと、労働者として使われた捕虜やアジアの人々に多くの犠牲を出し、「死の鉄道」と
呼ばれた。中でも橋の建設は難航を極めた。

クワイ河鉄橋 戦後修復された長さ約300メートルの鉄橋はいま、列車が通過する合間を縫って、
歩いてわたることができる。

豪州からきたというブルースさん(74)に出会った。妻の叔父を戦時中にこの地で亡くしたという。
衰弱した捕虜仲間を救うため、軍から塩を盗もうとして処刑された。「もう少しだけ早く生まれていたら、
私がここにきていたかも知れない」と犠牲者に思いをめぐらせていた。

http://www.asahi.com/international/asiamachi/TKY200706240106.html