スポーツ中継、風見えます レーザー光で観測、表示

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1番組の途中ですが名無しです
 NHKは、ゴルフのプレーに大きな影響を与える風の情報(風向、風速)を、地上だけでなく上空の状況も
詳細にテレビ中継画面に提示する新しい映像表現手法を開発、実用化した。

 三菱電機の協力を得て、レーザー光を利用して数キロ先の風の情報を読み取る「ドップラーライダシステム」
を活用し、実現させた。

 NHKでは、今回の独自技術とゴルフ中継でのノウハウを、風の影響が大きいヨット、スキージャンプなどの
スポーツ中継での活用も視野に入れている。

 これまでは地上付近や特定の建築物の高所に機械的な風速計を据え付けて、風の情報を収集するにとどま
っていた。今回の手法により、打ち上げ後にボールが通過する上空の風の状況なども瞬時に提示できるため、
視聴者に現場のプレー環境をリアルに伝えられ、競技への関心がより深まるといった効果を期待できるという。

 テレビ画面では、画面下部にプレーヤーのいる地上付近、画面上部には上空の風向や風速を、矢印の大きさ
と色の違いのCG(コンピューターグラフィック)で表現して提示している。

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http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200707210033a.nwc