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75 株価【3750】 民主党工作員(アラバマ州)
【フリーター脂肪】24%の企業「フリーターの中途採用はしない」

 景気回復と団塊世代の退職などを背景に雇用情勢は改善したが、
フリーターやニート(無業者)など若者の状況は厳しいままだ。

 今や労働者の三人に一人は非正規雇用者である。

 だが若者たちの雇用は依然として厳しさが残る。十五−三十四歳の
フリーターは三年連続で減少したが百八十七万人もいる。
非労働力であるニートは六十二万人。

 政府の「フリーター二十五万人常用雇用化プラン」は企業によるトライアル
雇用などを通じて若者たちの就職を支援するものだ。

 政府はさらに再チャレンジ支援策の一環として国家公務員3(ローマ数字の3)種
(高卒程度)で初めて中途採用試験を今秋に実施する。また十月施行予定の
改正雇用対策法では企業に募集や採用時での年齢制限を原則禁止し、中途採用の
増加を求める狙いがある。これらはしっかりと推進すべきだ。

 だが肝心の企業側の姿勢は厳しい。日本経団連が昨年夏に実施した企業アンケートに
よると、フリーターの中途採用について約七割が「経験・能力次第で採用する」などと答えたものの、
「採用しない」とはっきり回答した企業も24%強あった。こうした姿勢は変える必要がある。

 今回の参院選で各党は格差是正と雇用対策を重点公約に掲げている。自民党は
就職氷河期に直面した年長フリーターの正社員化推進を掲げ、民主党も非正規雇用者の
均等待遇やフリーター・ニートの就職支援を打ち出した。各党の政策の方向は正しい。
さらに踏み込んだ具体策をまとめ有権者の審判を仰いでほしい。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2007072102034358.html