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78 留学生(東日本)
【酒】 地震だ!→「酒は大丈夫か」→貯蔵庫倒壊 「越の誉」全滅状態

新潟県中越沖地震 手塩にかけた地酒“全滅”

 ■「越の誉」貯蔵庫倒壊 7代目社長「もう一度底力を」
 新潟県中越沖地震で最大の震度6強に見舞われた柏崎市で、全国に知られる地酒
「越(こし)の誉(ほまれ)」を醸造する「原酒造」も大きな被害を受けた。

原酒を貯蔵する築70年の倉庫が倒壊したほか、製品倉庫に積み上げられていた清酒約1万本が崩れ、
がれきと化した。被害額は数億円以上とみられ、同酒造では「手塩にかけて育ててきたのにくやしい」と話している。

 JR柏崎駅に近い原酒造は、文化11(1814)年創業の老舗。越の誉は、
昭和47年の日中国交正常化の晩餐(ばんさん)会で田中角栄首相(当時)が乾杯に使った酒として知られ、
大吟醸などの高いものでは一升瓶で1万円以上する。

 地震のあった16日午前、敷地内にある自宅でテレビを見ていた同社7代目社長、原吉隆さん(49)は激しい縦揺れを感じた。
「酒は大丈夫か」。急いでヘルメット片手に外へ飛び出すと、巨大な木造貯蔵倉庫(約1200平方メートル)が無残にも倒壊していた。

 昭和12年に建てられた“文化財級”の建物だが、余震の恐れもあって、近づきたくても、近づけない。
中には、1本に原酒7000リットルが入るタンク約250本が保管されていたが、ほぼ全滅状態という。
 被害額については「今は試算すらできない状況で、少なくとも数億円以上」。今秋からの出荷を目前に控えていたところだったという。
 また、同じ敷地内にあるコンクリート製の製品倉庫は、倒壊こそまぬがれたものの、
内部に積み上げられた「越の誉」などの製品約1800ケース(約1万本)が崩れ落ちた。
酒のにおいが立ち込める倉庫内では、17日朝から社員約60人が総出で、割れたガラス瓶などの撤去作業を始めた。
 3年前の中越地震でも約2700本の製品が被害を受けたが、「今回は貯蔵倉庫そのものが倒壊しておりケタが違う。
前回の地震で裂け目ができた柱などを補強して使っていただけに、ダメージが残っていたのかもしれない」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070718-00000921-san-soci