あんなに一緒だったのに

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1番組の途中ですが名無しです
斎藤隆、大化けのワケ…古巣・横浜では「なぜ、あんなに活躍しているのかさっぱり分からない」


メジャー流調整が肌に合い

 ドジャース・斎藤隆投手は、なぜ古巣の横浜を出てから活躍したのか。ベイスターズ内部には
「どうして?」という声がいまなお渦巻いている。横浜にはクルーンという史上最速の守護神が。
現在リーグ3位の17セーブだが、もしも斎藤が抑え、クルーンが中継ぎでフル回転していたら、今ごろ首位にいたかもしれない。

 しかし、ある球団関係者は、「05年の斎藤を間近で見ていたら、あえて引き止めなかったのも
わかるはず。なぜ、あんなに活躍しているのかさっぱり分からない」と首をかしげた。

 「自由契約になる前の斎藤は右肩、股(こ)関節の故障で常に『痛い』と口にしていた。
現役を続行する気力も体力もないように見えたものだ」(同)

 横浜最終年の斎藤は先発で、わずか3勝。前年の04年も2勝で、かつて先発の軸として
14勝した面影はなく、01年にクローザーで27セーブをあげた当時の迫力も消えていた。
それが今やドジャースの顔となっているのだから、チーム内で「なぜ、あの投球が
ウチでできなかったんだ」との声があがるのも仕方ない。

 斎藤はどのように化けたのか−。別の球団関係者は「日本ではシーズン中でも練習時間が多いが、
メジャーは試合の連続でゲームに集中できる。斎藤は『向こうの日程が自分に合っている。
痛みも忘れる』といっていた」。オフに横浜の練習場を訪れた斎藤は、「調子いいよ。どこも痛くない。
少し腕はこわばっているけど、今すぐでも投げられそうな感じ」とも話していたそうだ。

 「イチローの打撃フォームが毎年変化するように、選手はベテランになるほどムダな動きがなくなる。
キャリアのある選手は試合前の練習もムダなくこなす方がいい」とは、メジャー通の野球解説者。
四十にして惑わずの不惑が近づけば、迷わず目の前の戦いだけに集中せよということか。

http://www.zakzak.co.jp/spo/2007_07/s2007071404.html