ソフトバンクモバイルが、6月の携帯電話の純増数で2カ月連続の首位となった。同社携帯同士で
あれば家族間同士の通話が月980円で24時間無料となるサービスの提供開始が寄与した。昨年、
ボーダフォン日本事業を買収し、“鳴り物入り”で携帯事業へ参入した孫正義社長率いるソフトバンク。
2カ月連続の首位は、10年後に携帯でナンバーワンを目指すという野望実現への第一歩といえるか。
「純増数の首位は、偶然のたまものでも、一時的なものでもない」
先月22日のソフトバンクの株主総会で孫社長は、5月の純増数首位は偶然ではないと胸を張った。
ボーダフォン時代は「つながりにくく、端末がダサい」といった利用者からの不満が続出していた。
それだけに孫社長は課題改善に向け陣頭指揮を振るう。
また、月々980円の料金プランを今年1月に設定。さらに6月には、家族間通話が24時間無料となる
「ホワイト家族24」を設け、「家族需要を取り込んだ」(幹部)。こうした取り組みを進めた結果が首位に
つながったという。
(以下略)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/itbiz/62284/