日高支庁長が農作物視察
日高支庁の農作物生育状況調査が3日行われ、前山啓二支庁長が管内の農家や農協の出
荷施設を視察した。
6月に着任後、初めての視察。浦河町内のイチゴ栽培施設、新ひだか町の水稲、花卉(かき)
農家と花卉集出荷施設、新冠町のピーマン集出荷施設、日高町の軟白長ネギ集出荷施設、平
取町のトマト農家と集出荷施設など5町の10カ所を訪れた。
新冠町農協の集出荷施設では、道内一の出荷量を誇るピーマンの共同出荷を視察した。出
迎えた浅川豊組合長は、町内の作付け状況、出荷額などとともに、「今年は3億円の出荷が目
標」などと説明した。農業畑が長かった前山支庁長は、真剣な表情でピーマンの箱詰め作業
などを見学し、「各町でそれぞれの特産物をうまくアピールしている。ここまで来るには大
変な苦労があったと思う」と感想を述べていた。
支庁によると、1日現在の農作物生育状況は、6月の高気温もあって、水稲、テンサイ、牧
草、サイレージ用トウモロコシのいずれも平年より生育が進んでいる。
ttp://www.tomamin.co.jp/2007/tp070704.htm