日本情報機器の製造業に緊急警報発令。世界シェア低下、国際競争力の低下
菅義偉総務相は3日の閣議に、2007年版の情報通信白書を提出した。
白書は日本の情報通信機器について、世界シェアが低下していると警鐘を鳴らした。
1997年当時は液晶パネルやDVDプレーヤー、デジタルカメラで50%以上の世界シェアを有していたのに対し、
05年に50%以上を維持できたのはデジカメだけだった。
総務省は「情報通信分野の国際競争力が低下している」と危惧している。
液晶パネルとDVDプレーヤーの世界シェアは05年に「10%以上25%未満」に低下。
携帯電話端末も「25%以上50%未満」から「10%以上25%未満」に落ち込んだ。
一方、中国や韓国のシェアは上昇した。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070703AT3S0300F03072007.html