キリンビバとヤクルト、「ヤクルト」「ジョア」などを扱える自販機提携を拡大
キリンホールディングス傘下のキリンビバレッジとヤクルト本社は、自動販売機に関する
販売提携を拡大する。両社の売れ筋商品を幅広く扱える共用機を自販機メーカーと共同開発、
2009年までに新たに1万台を設置する。現在は両社の既設自販機で一部商品を相互融通するに
とどまる。清涼飲料の自販機を新設できる場所が減るなか、豊富な品ぞろえを売り物に
需要を掘り起こす。
新型自販機はペットボトルや缶に入った飲料に加え、特殊な形状の容器に入った製品も販売できる。
ヤクルトの看板商品で特定保健用食品の乳酸菌飲料「ヤクルト」や飲むヨーグルト「ジョア」などを
扱える。自販機はキリンビバが保有し、自販機に商品を充てんする業務はヤクルトの販売会社が担当。
両社の営業担当がそれぞれ他社自販機からの乗り換えも含め、設置場所を開拓する。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070705AT1D0404W04072007.html