ゼロに斜線をつけますか?
携帯のフォントをよく見ると、なぜかゼロに斜線がついています。これはゼロとオーの違いを見分けるために用いられる方法です。
肉筆だと書き分けが難しいですので、下のような書き分け方法がよく用いられるかと思います。
なお、私の印象で作ったものですので会社の風習によっては全然違う事もあるかと思います。その点、ご容赦下さい。
ボデーノデー
http://blogs.itmedia.co.jp/yohei/bw_uploads/abc_1.jpg D (ディー)はゼロやオーと見間違う恐れがありますので、縦線に印をつけます。
O (オー)は大文字も小文字もゼロと見間違いやすいですので、
大文字の場合は上にバーを引き、小文字の場合は下にバーを引くことがあります。
C (シー)は大文字と小文字が分りづらいです。
どちらかの書き始めの部分に大きな印をつけます。
P (ピー)も大文字と小文字が分りづらいです。
大文字のほうに下線を強調してつけます。
I (アイ)はイチやエルと間違えやすいです。
大文字の上下の横線を書きますが、やりすぎるとカタカナのエと間違いやすいです。
小文字のアイは点を強調して書きます。
大文字と小文字を区別する必要がない場合は、小文字のアイを使うとよいです。
L (エル)は、小文字の場合のみイチやアイと見分けづらいです。
筆記体っぽく書くのがポイントです。
大文字と小文字を区別する必要がない場合は、大文字のエルを使うとよいです。
システムの仕様書には業界の全体に影響力を及ぼすような強力なルールがありません。
建設業界を見習うべきポイントであるかと思います。
もちろん、社内ルールというのはどこでもありますし、開発を委託する際などはそのルールを共有して進めることになります。
しかしごく身近なところでも、キロバイトのKというのですら1000のつもりで使う事もあれば1024のつもりで使う事もあったりします。
ネットワークの世界では小文字のkを用いて10**3=1000倍の意味で使います。
ディスクの世界では大文字のKを用いて2**10=1024倍の意味で使います。
これが標準ではありますが、必ずしも完全に徹底されているとは言い切れませんので注意が必要です。
http://blogs.itmedia.co.jp/yohei/2007/06/post_76a9.html?ref=rssall