「10年前はもっとすごかった」“争音”おばさん
隣人に向け「呪い殺してやるゾーゾーゾー」と叫んだなどとして、千葉県迷惑防止条例違反容疑で逮捕された
船橋市芝山のパート従業員(63)。騒音、つば吐き、カメラ撮影の3点セットで隣人を挑発したが、容疑者の夫は
「一方的にこっちが悪いというわけではない」と反論。
だが、ご近所戦争を目撃した周辺住民からは「10年以上前はもっとすごかった」と、すさまじい戦禍を物語った。
「呪い殺す」などと叫び、大音量のラジオを鳴らして隣人を苦しめた同容疑者。
県警船橋東署によると、隣人はもちろん、同容疑者本人も同署に通報を繰り返し、そのたび署員が仲裁に入った。
「あまりに通報が多く、『ああ、またあそこか』と署では有名だった」と捜査関係者はあきれ顔。
調べには、「自分に向かって言っていただけ」と供述しており、「否認している以上、動機は調べようがない」という。
「10年前にあの家に住んだ“初代”の方のときはもっとすごかった。ラジオのボリュームは最大で、塀の上によじ登り、
隣の植木に薬をまいた。植木は真っ白になり、幹だけになりました」。
ベトナム戦争も真っ青の“枯れ葉剤攻撃”に住人は引っ越し、その次に入居した家族も嫌がらせを苦に出ていき、
関係者によると現在が“3代目”だという。
今回の迷惑防止条例違反は有罪となった場合、6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金。
同署幹部は「またすぐ出てくるでしょう。嫌だなぁー」と頭を抱えていた。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/noise/story/27fuji320070627018/ 依頼57