スレ立て依頼所

このエントリーをはてなブックマークに追加
517 名無しさん@(福岡県)
スパコン性能 米国勢トップ10独占 8年半ぶり 日本勢ランク外

ドイツのドレスデンで開かれている「国際スーパーコンピューティング学会」が27日(現地時間)に
発表したスーパーコンピューター(スパコン)の世界ランキング「TOP500」で、
トップ10すべてを米国勢が独占した。米国が10位までを独占するのは1998年11月の発表以来、8年半ぶり。

1位は米ローレンス・リバモア国立研究所に設置されたIBM製の「ブルージーンL」。
このランキングは毎年6月と11月に発表されるが、
ブルージーンLは、2004年11月にNEC製「地球シミュレータ」を抜いてから首位をキープしている。

2位はオークリッジ国立研究所の「ジャガー」でクレイ製。増強により前回の10位から急浮上し、
前回2位だった米サンディア国立研究所のクレイ製「レッドストーム」をわずかな差で抜いた。
上位10社の内訳はIBM製が6機、クレイ製が2機、デルとSGI製が1機ずつだった。

日本が構築にかかわったスパコンは、
NECが米サンと米AMDのハードウエアを使って製造した東京工業大学にある「TSUBAME」で、
前回の9位から14位に下がった。日本勢がトップ10のランク外になったのも8年半ぶり。

高額なスパコンは各国とも国の予算でしか構築できないが、
米国政府は02年6月に突如トップに躍り出たNEC製の「地球シミュレータ」を追撃するため、
エネルギー省などの予算で大型発注を続け、メーカーの育成も図ってきた。
日本政府は、10年度の王座奪回を目指し、
約1100億円を投入して次世代スパコンの開発プロジェクトを推進している。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200706290003a.nwc