翠星石が俺があげた服に着替えてなんか運動らしきことしてた。
俺「…翠星石なにしてんのそれ?バイオレンス的動きしててなんか嫌なんだけど…」
翠星石「はぁ、ふぅ…。格闘技エクササイズですよ。今の時代、こういうのでスタイル保ったりしてるらしいですよ」
俺「スタイルも何も翠星石の場合肉体的変化があるわけでもないじゃん…。意味あるの?」
翠星石「気持ちの問題ですよ気持ちの!なんだか健康的じゃないですか」
俺「やるならもっと平和的な動きにしてよ…。バランスボールなんか楽しそうじゃない?家にあるビーチボールでも代用できそうだぞ」
翠星石「玉乗り何かしたくないですよ。それに、格闘技エクササイズのが下僕の調教に役立つです」
俺「健康的だ云々言っといてやっぱそっちが目的かよ。まあでももうそんなの食らいやしないけどね。翠星石の攻撃なんて」
翠星石「ほーう、やけに挑戦的ですね」
俺「いやぁ事実を言ったまでさ」
翠星石「じゃあ試してみるですか?翠星石パーンチ!」
(ひらり)
翠星石「か、かわしたです!?」
俺「ふふん。何百と見てきたお前のパンチ、もはや俺には届かぬ。俺の反応速度が翠星石の速さを超えたのだ!」
翠星石「そーですか…。じゃあこっちはどうですか!?翠星石キーック!」
俺「無駄だ!お前の動きはすでに見切はぐぅ!!!」
翠星石「ほーら当たったです」
俺「はうぅ…。ば、馬鹿な…今までと蹴りの速度がまるで違う…」
翠星石「今までの長いスカートだとどうしても動きにくかったですけど、この服だと違うです!
スカートが蹴りの出の邪魔をしなくなったです!この服は翠星石の戦闘力を100%発揮できる、まさに戦闘服なのです!」
俺「あぁそんな…。俺は悪魔を作り出す協力をしてしまったのか…」
だって。
まさかこんな事になるなんて…。純粋な気持ちであげたのに、こんな、こんなことって…。
とか思ったけど見てたら楽しそうだから俺も一緒に格闘技エクササイズやってみたら楽しかったよ!
今を保てるなら続ける価値あるのかな。でも続けるにしても翠星石が飽きるまでかなあ。一人だと続かない自信があるよ。
翠星石が格闘技エクササイズやってるときはこんな感じだったなあ。
http://yasuhirokakkokari.hp.infoseek.co.jp/070624.PNG 殴る蹴るしやすくするためにあげたわけじゃないんだけどなこの服…。