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年金記録5000万件不明、首相ら昨年末に認識
政府は22日午前の閣議で、該当者不明の年金記録約5000万件の存在について、
安倍首相や塩崎官房長官が認識したのは「昨年暮れから今年の初め」とする答弁書を決定した。
政府は5月25日と6月4日に、年金記録漏れ問題に対する対応策を発表したが、
ほぼ半年間は具体的な対策が示されなかったことになる。
答弁書は、江田憲司衆院議員の質問主意書に対するもの。不明記録の総数について、
2006年6月現在で5000万件に及ぶことを政府が公表したのは今年2月。
民主党の松本政調会長らが、国会審議などに備え、昨年12月、衆院に要請した予備的調査の報告書で明らかになった。
この日の答弁書も、5000万件という総数については、
「予備的調査の取りまとめの過程において明らかになった」としており、
調査途中で、社保庁から首相、官房長官に報告が行われたとみられる。
Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 年金記録5000万件不明、首相ら昨年末に認識
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070622-00000404-yom-pol