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信州大准教授が女子大学院生に関係強要、妊娠

 信州大教育学部(長野市)の男性准教授(35)が同大の20歳代の女子大学院生に性的関係を
強要し、妊娠させたとして諭旨解雇処分になっていたことが分かった。准教授は事実関係を認め
ている。21日発表する。

 同大関係者によると、准教授は今年2月に学外で大学院生と複数回性的関係を持ったという。
准教授は大学側に「合意はなく、大変申し訳ないことをした」などと事実関係を認め、辞職を申し
出た。准教授は大学院生に謝罪し、慰謝料約50万円を渡したという。

 大学院生は今年4月、大学に「セクハラを受けた」と訴え発覚した。大学はハラスメント調査対
策委員会で事実確認のうえ、今月上旬の臨時評議会で処分内容を決めた。同11日付で処分した。

 懲戒解雇ではなく諭旨解雇とした理由について同大は、准教授が事実関係を認めて謝罪し、
反省している−−などの点を挙げている。准教授は東大卒後、04年に信州大教育学部講師、
今年1月に同大助教授(4月から准教授)となっていた。【藤原章博】


http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070621k0000m040167000c.html