虐待受けた子、「村」で育てる 福岡で全国初
育児放棄や虐待などで家族と暮らせない子供を預かり、募集した「育ての親」らが一緒に暮らす
全国初の「子どもの村」を福岡市内に建設しようと、福岡商工会議所など9つの企業・団体でつくる後援会が
19日、発足した。昨年できた特定非営利活動法人(NPO法人)「子どもの村福岡を設立する会」を
支援し、平成21年の建設を目指している。
企業や市民が支援
設立する会によると、子どもの村は、オーストリアのNGO「SOSキンダードルフ」が始めた取り組み。
計画では、福岡市内に一戸建て6棟を建設。里親制度を活用し、児童相談所から委託された子ども
3、4人ずつを5世帯の里親が預かって生活する。一棟には子どもや家庭を支援する「村長」が住む。
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/kosodate/070620/ksd070620000.htm