「ギフトカード」流行の兆し 金額設定の“プラ製商品券” 相手の「欲しい」気軽に
お中元シーズンも佳境、父の日も間近。何を贈るか迷う人も多そうだが、
最近登場したプラスチック製ギフトカードであれば、相手が欲しいものを気軽に一枚で届けられる。
米国では贈りものの定番で、全米小売業協会によると市場規模は今や約10兆円。
日本でも高島屋が百貨店で初めて発売したのを機に、利用が広がりそうだ。
ギフトカードは、その名の通り、主に贈答品として使われるプラスチック製の商品券。
まずは贈る側が、店でギフトカードに好きな金額をチャージ(入金)する。
贈られた側は、その店でチャージされた金額分だけ買い物をすることができる。
その店限定の電子マネーのように利用できるのだ。
(中略)
矢野経済研究所は、百貨店や小売りなどでの導入が広がれば、国内市場規模は
2010年には1400億円に拡大すると予測している。今年のクリスマスやお歳暮シーズンには、
日本でもはやるかも。まずはお中元商戦に注目だ。(小坂真里栄)
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200706100002a.nwc