不正贈与発覚…アニメ「らき☆すた」山本監督降板の理由が明らかに
京都アニメーション株式会社(京アニ)製作の深夜アニメ「らき☆すた」を1話〜4話まで監督した
山本寛氏の降板の理由が明らかになった。
山本寛監督が降板した理由について、京アニでは一貫して詳しい理由についての言及を避けていた。
消息筋によると、山本寛監督は、会社に無断でイタリアの「バルサミコ酢保護協会(CTAB)」の外郭団体である
「日本バルサミコ酢普及研究会」と契約を結び、番組内でストーリーとは関係なく登場人物に「バルサミコ酢」と語らせるなどして、広報活動を行っていた。
番組内で「バルサミコ酢」と言わせるごとに、リベートを受け取っていたという。
「日本バルサミコ酢普及研究会」はリベートについて
「本会では、バルサミコ酢の認知度を上げるべく、正式に京都アニメーションと契約したつもりだった。山本氏が個人的に受け取っていたとは思わなかった」と、
不正贈与を否認している。
実際、現在でも番組内で「バルサミコ酢」の広報は続けられており、山本監督降板後に正式に会社と契約を交わしなおしたという。
バルサミコ酢はイタリア特産のブドウが原料の果実酢の一種で、独特の芳香が有り、
オリーブオイルとともにサラダにかけるなどイタリア料理の味つけや香り付け、隠し味に使用される。
バルサミコ酢保護協会(CTAB)はアチェート・バルサミコの呼称を保護する目的で設立された団体で、
同会に定められた規定をクリアしている製品にのみ、同会の認定ラベルをボトルへ貼ることが許される、
バルサミコ酢の品質を保証する団体である。(ABS通信)
http://d.hatena.ne.jp/textoyx4/20070611