クマの扉を開けて飼育係がクマに襲われて死亡した飼育係の遺族が檻を開けた少年と動物園相手に訴訟

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1 金田一(東京都):2007/06/11(月) 17:38:33 ID:XwKAN7ED0 BE:74760833-PLT(19660) ポイント特典

クマ飼育員死亡事故訴訟 被告側、争う姿勢

裾野市須山の動物園「富士サファリパーク」で2005年10月、飼育係の男性=当時(34)=
がクマに襲われて死亡した事故で、男性の妻ら遺族3人が安全配慮義務を怠ったとして同園を経営
する「小泉アフリカ・ライオン・サファリ」と同僚の元少年=当時(19)=を相手に、慰謝料
など計約9140万円を求めた訴訟の初弁論が11日、静岡地裁(男沢聡子裁判官)で開かれた。

被告側は「原告側が主張する会社や元少年の過失責任はあいまい」とする答弁書を提出し、争う
姿勢を示した。原告側は「事実関係は調査中」と述べ、今後、過失責任を明確化する意向を明ら
かにした。訴状によると、男性は元少年と2人でクマを獣舎から展示場に移す作業に取り掛かった
際、元少年が連絡や男性の位置確認をせずに獣舎の扉を開けたため、クマに襲われ死亡した。
原告側は、同社が作成した事故防止マニュアルには順守のためのチェック体制がないうえ、
経験不足の元少年に危険な作業を任せていたことから、安全配慮に不備があったとしている。

http://www.shizushin.com/local_social/20070611000000000036.htm