失踪の39人、秘密拘束か CIA収容所めぐり報告書
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は七日、国際テロ組織
アルカイダの重要容疑者らを拘束している米中央情報局(CIA)の国外秘密収容所に
送られたとみられる計39人の失踪(しっそう)者名を公表した。アルカイダのナンバー2、
ザワヒリ容疑者の息子とみられる人物も含まれている。
ブッシュ大統領は昨年9月、秘密収容所の存在を初めて認めたが、拘束者数などは
明らかにしていない。
リストはヒューマン・ライツ・ウオッチなど6つの人権団体が政府筋やメディア報道、
聞き取り調査を基に作成。39人を(1)米政府が拘束確認(3人)(2)拘束の有力証拠が
存在(18人)(3)一定の証拠が存在(18人)―に3分類した。
http://www.usfl.com/Daily/News/07/06/0607_010.asp?id=53865