韓国のポスコが世界初FINEX竣工。ついに製鉄業技術も日本超え【鉄は国家なり】
ポスコが100年の伝統を持つ溶鉱炉工程に代わる製鉄設備を世界で初めて完成した。
15年間の研究開発の末、ポスコだけの工程開発に成功し、本格的な鉄鋼設備の輸出に乗り出すことになった。
ポスコは30日、慶尚北道(キョンサンブクド)浦項製鉄所で、
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領、金栄柱(キム・ヨンジュ)産業資源部(産資部)長官など国内・海外から1000人余が出席した中、
年産150万トン規模のFINEX工場で竣工式を行った。
ポスコが開発した次世代製鉄新技術であるFINEX商用化設備を稼働したのだ。
盧大統領と李亀沢(イ・クテック)ポスコ会長らが竣工ボタンを押すと、
FINEXの溶融炉下部から1200度を超える溶解鉄が流れ出た。
李亀沢会長は祝辞で「世界主要鉄鋼会社が大型化を通じて競争力を強化し、
後発鉄鋼会社の挑戦が強まる状況の中、FINEX工場の竣工はポスコの競争力向上に大きく寄与するはず」とし
「FINEX工場竣工で来年には年間3400万トンの粗鋼生産が可能で、
世界4位から2位に浮上する可能性がある」と述べた。
昨年を基準に世界1位はアルセロール・ミタル(1億1798万トン)。
日本の新日鉄(3370万トン)とJFE(3202万トン)が2、3位を占めた。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=87943&servcode=300§code=300