【朝日】 中国国家食品薬品監督管理局トップに死刑判決
中国の国営新華社通信によると、北京の第一中級人民法院(地裁に相当)は29日午前、国家食品
薬品監督管理局の前局長、鄭篠萸被告に対し、収賄などの罪で死刑判決を言い渡した。
同局は食品会社や製薬会社を監督する元締機関だが、そのトップだった鄭被告は在職中に
新薬承認の権限を乱用し、医薬品の許認可などに絡んで製薬会社からわいろを受け取っていたことを
認めていたとされる。
中国産の食品や医薬品の原料の品質が国内外で問題になり、中国当局による管理体制の不備に
国際社会の批判が強まっていたことが、今回の厳しい判決につながったとの見方もある。
http://www.asahi.com/international/update/0529/TKY200705290211.html