【テクノバーン 2007/5/25 15:17】今から1億2500万年前ジュラ紀に栄えた
恐竜の中には湖を自由に泳ぐ能力をもっている種族がいたことが24日、
専門誌(US journal Geology)に掲載された論文によって明らかとなった。
この研究を行ったのはフランスのUniversity of NantesのLoic Costeurらを
中心とする研究グループ。
研究グループはスペインで見つかった化石に着目。1億2500万年前の当時には
湖の底に堆積していた泥だったその化石には「Sの字」の形をした爪で引っかいた
ような不思議な模様が15メートルにも渡って残されていた。研究調査の結果、
その化石に残されていた跡は恐竜が後ろ足をヒレのように使って泳いだ際に足が
湖底を擦った跡でないかと結論付けた。
研究グループではこの恐竜は相互に足を動かして、ちょうど現在の水鳥のように
泳いだのではないかと推測している。
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