経営破たんからの再建を目指していた元家電量販店の「ニノミヤ」が、
近く完全に廃業することがわかりました。
終戦の年に創業した「ニノミヤ」は、関西を中心に最大29店舗を展開した
老舗の家電量販チェーンでしたが、関東の大型店の進出などで業績が悪化し、
おととし年1月、306億円の負債を抱えて経営破たんしました。
同じ年の10月には再起をかけて3つの店舗を全面改装し、模型や電子部品を扱う
専門店として再出発していましたが、その後も事業が振るわず廃業を決めました。
「買い物を何回かしたことあります。さびしいですね」(客)
最後まで残った店もすでに閉められていて、現在、在庫整理中だということです。
ニノミヤは「思ったより売り上げが上がらなかった」と話しています。
ソース:MBS 毎日放送
http://www.mbs.jp/news/kansai_GE070524112800018965.shtml