●○●○●スレ立て依頼所○●○●○ 0522 12:20

このエントリーをはてなブックマークに追加
308 踊り子(広島県)
【百姓感涙】力仕事のタマネギ収穫作業を地元の建設会社に委託

 生産者の高齢化が進むJAあぶらんど萩玉葱(たまねぎ)部会(水津満潮部会長、97人)は、
力仕事のタマネギ収穫作業を地元の建設会社に委託することになり23日、萩市大井の大井
公民館で請負契約の調印式があった。運搬業に手慣れた建設会社による農作業支援は、
産地維持と建設会社の異業種参入の新しい取り組みとして注目される。

 萩市のタマネギは甘みがあっておいしく、表面をきれいにした「みがきタマネギ」として人気が
高い。同玉葱部会は昨年、13.9ヘクタールで710トンのタマネギ(販売金額8600万円)を
出荷したが、部会員の高齢化が進み、栽培面積は年々減少。収穫後の運搬作業が大きな
負担となっている。このため、同部会が昨年9月、タマネギ運搬作業を請け負う地元の建設
会社を募ったところ、萩市3社、阿武町1社の応募があった。調印式には、生産者や4社代表、
県萩農林事務所の関係者らが出席。契約書に調印した。

 今回、作業を委託するタマネギ畑は9戸と一法人分、計1.3ヘクタール。30日にスタートで
6月10日ごろに終わる予定。生産者が掘り起こしたタマネギをコンテナに積み込み、トラック
で貯蔵庫に運び、入庫するまでを手伝う。JAあぶらんど萩の萩阿西営農指導センターの
古谷晋悟さん(31)は「農家の生産基盤と建設会社の新事業を両立させ、共存共栄を目指し
たい」と期待を込めた。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20070524/20070524_001.shtml