国内最大級の棚田、丸山千枚田(7・2ヘクタール、1340枚)に市民オーナーが手作業で苗を植える「田植えの集い」が20日、
熊野市紀和町丸山の現地であり、家族連れら74組328人が農作業を体験した。
オーナー制度は棚田の歴史的景観を後世に伝えようと96年に始まった。1年間、
約100平方メートルの棚田オーナーになり、田植えや稲刈りができる。
今年は東京や高知などから111組554人の申し込みがあり、このうち約8割が前年からの継続契約だった。
鈴鹿市寺家3の元中学校長、出岡祐三さん(66)と妻昌子さん(64)は
「7回目の参加です。田んぼにはオタマジャクシやタガメもいて楽しかった」「泥が軟らかくて気持ちいい」と笑顔で話した。【汐崎信之】〔伊賀版〕
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