若者らに米づくり体験をしてもらうNPO法人「五環生活」(代表理事・近藤隆二郎県立大環境科学部准教授)は20日、
余呉町上丹生の水田で、「五環な職 野良師」事業を実施、若者らが昔ながらの手植えによる田植えを楽しんだ。
農業に無縁な若者や都会の人らに田植え、草取り、稲刈りなど実際の米づくりを体験をしてもらい、
食の営みの根源を見つめ直し、県北部の歴史や文化にも触れてもらうのが狙い。
この日は、県内はじめ大阪や奈良、遠く神奈川などから20〜30代の若者や家族連れら約50人が参加し、
約20アールの水田に入り、田植え体験。泥田に足を取られ、四苦八苦しながらも用意したコシヒカリの苗を植え、心地よい汗を流していた。
今後参加者らは、除草、稲刈りなどを実施、10月下旬から11月初旬にかけ収穫祭を行うことにしている。【野々口義信】
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