【愛知県】
稲沢青年会議所(JC)が創立35周年記念として取り組む田んぼアート事業「マイまい稲沢」の田植え作業が19日、
稲沢市船橋町の水田であった。同JCのメンバーや家族、名古屋文理大の学生ら約100人が参加して
3種類の稲の苗をカタツムリのデザインに植え込んだ。
稲沢市出身の画家、故荻須高徳氏がパリの街を描いた油彩画「金のかたつむり」の中に
登場する屋根飾りのカタツムリをデザイン化した野外アート。
秋には約2400平方メートルの田んぼに、大きな黄金色のカタツムリがお目見えする予定だ。
田植えには、名古屋文理大健康生活学部フードビジネス学科の1、2年生約30人が協力。
JC関係者と一緒に水田に入り、普通の水稲と、古代米の赤米、茎や葉が紫色になるムラサキ稲の3種の苗を手植えした。
1株植えるごとに、水田の両端に渡した長いロープを移動させ、カタツムリの絵柄となるようロープに付けた目印に合わせて、
苗の種類を替えながら丁寧に作業を進めていた。 (小蔵裕)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070521-00000009-cnc-l23