http://news.livedoor.com/article/detail/3146004/ 人は守ってもらうのか、自ら守るのか。「レイプ事件」で考える
特急列車内の「レイプ事件」は、人間の起こした事件である。人災である
。人災なら防げる訳だ。深い男と女の歴史の中で、勝ち取って来た個人の自由と平等の権利を発揮して。
人が普通の生活をしている中で、突如として降りかかる災難に遭遇する時がある。
それが予期せぬ出来事であることが多い。地震や津波などの自然災害ははいつやって来るかも知れないし、
科学的予知力を持ってしても、人間にとっては不測の事態となる。
しかし、人間は科学の知恵を絞って、あらゆるデータから天災に備えるべく日夜努力している訳である。
もう一つは人災である。人間自身が管理できる状況であるにもかかわらず、何らかの手順、備え、管理を怠ったために起きる事態。
例えば、自然と人間の問題で地球温暖化の原因とされている排出ガスの問題、環境汚染問題、生態系破壊問題など挙げたらきりがない。
人間と企業における人災は、設計による建築法違反によるものとか、
近頃、手抜きの企業がもたらす人命に関わる問題など。結果がいろいろな業種にわたり発生している。
もう一つ、忘れてならないのは人間が対人間に引き起こす災害だ。モラルハラスメントである。
人が人に迷惑をかける、人が人を傷つける、人が人を精神的に陥れる、いまでいうイジメ等が典型的なものだろう。
人が人を肉体的に陥れる。端的に言って、暴力、傷害、強姦、殺人まで、このような人災は、
人の生きて行く過程で、生活して行く中で、予期せぬ形で振りかかってくる災難があるのである。