銃社会アメリカワロタ 生後11ヶ月の赤ん坊に銃所持を許可
イリノイ州の警察から銃の所持許可証を発行されたのは、シカゴ在住のコラムニスト、
ハワード・ルドウィグさんの生後11か月になる男の赤ちゃんです。
いつか息子に銃をプレゼントしようと思っていたルドウィグさんは、同じ州で8歳の女の子に
許可証が発行されたと聞き、申し込んだところ、警察から許可証が届いたということです。
許可証には、身長68センチ、体重9キロと、赤ちゃんの体の特徴が顔写真付きで記載され、
申請の手続きにかかった費用はわずか5ドルだったということです。
イリノイ州には、銃の所有に関して年齢制限がないということで、アメリカの銃規制の甘さを示す
出来事として波紋が広がっています。ルドウィグさんは「まさかほんとうに発行されるとは思いませんでした。
安全な取り扱い方がわかるようになるまで、銃は持たせません」と話しています。
アメリカでは、南部バージニア州の大学で先月、男子学生が銃を乱射して32人を殺害する事件が
起きたばかりですが、凶悪な犯罪から身を守るためにも、銃規制を安易に厳しくすることには
慎重な意見が大勢を占めているのが実情です。
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/05/18/d20070518000078.html