スレ立て依頼所

このエントリーをはてなブックマークに追加
500 市民団体勤務(北海道)
【お願い】糸山英太郎「日本経済の足を引っ張る新興市場、頼むから真面目な経営者だけが上場を」

(略)

かつて、株式上場とは一握りの企業が何年もかけてこぎつけた特別なものであった。
しかし新興3市場(マザーズ・ジャスダック・ヘラクレス)が誕生すると設立間も無い
ベンチャー企業が上場に殺到してしまったのだ。

何のための上場なのか?
市場から調達した新しい資金は、高い志を持つ経営者のビジネスに投入されるべきなのだ。
株式市場の資金が、ソニー・本田が世界を舞台にして戦う力となったことは説明するまでも
ないだろう。

ベンチャー企業は自社に明確な事業モデルがないにも関わらず、簡単に上場し資金だけ
得てしまう。
その資金は売上げをつくるためのM&A、もっとたちが悪ければ遊びの為のマイバッハや
ヘリコプターに化けてしまう。
実態を見たら投資家は卒倒するはずだが、多くの個人投資家はベンチャーでなければ
株では無いと思っていたのか、新興株投資にのめり込んでいった。

東証マザーズの時価総額は年初から今日までだけで実に一兆円が吹き飛んだ計算だ。
個人投資家はこのダメージを新興株だけでなくまともなセクターにも及ぼしてしまったのだ。
新興企業の成長を否定などしていない、頼むから真面目な若手経営者だけに上場を目指して
もらいたいのだ。
そして個人投資家の皆さんには真贋を見極める目を養ってもらいたい。

(略)

2007年5月18日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎
http://www.itoyama.org/contents/jp/days/2007/0518.html